キセルの吸い方とシャグ:普通のパイプで焦げる理由、刻みたばことの違い
キセルの吸い方を手順で。シャグをキセルに詰めるコツ、普通のパイプで焦げる理由、キセル本来の刻みたばこ、ファインパイプとの違いまで。
紙なしでシャグを吸うことはできて、質問はたいていこう来ます。パイプに詰めちゃダメなの?
短く言うと、できるけど、うまくいかない。ちゃんと働くのは別の2つ、キセルと、シャグ専用のパイプ。
普通のパイプでシャグが焦げる理由
刻みのせいです。シャグの繊維は0.6〜1mmくらいで、パイプ用のタバコははっきり太い。細い葉は速く火がついて、熱く燃える。
実際どうなるかは、Zig-Zag Golden Shagを小さめの火皿のパイプで試した日本のブロガーが書いています。「燃焼が早いぞ!パイプが熱い!」。味はきつくなって、密に詰めたのにタバコはほぼ一瞬で燃え尽きた。
結論も同じ。初心者はやらないほうがいい。火の制御が難しくて、パイプを過熱で傷める。
キセル:仕組み
キセルは3つの部分から。雁首、タバコを入れる火皿。羅宇、軸。吸い口。
使い方はこう。
- タバコを玉に丸める。 直径1cmくらい。きつすぎずゆるすぎず。密度を間違えると、吸えなくなる。
- 玉を火皿に入れる。 押し込まずに。
- 離れたところから火をつける。 炎を中に入れない。
- ゆっくり吸う。 日本のガイドはこれを「すする」と表現します。熱いスープをスプーンからすするように。紙巻きの吸い方は、ここでは合わない。
1回の詰めで3服くらい。これが紙巻きとの一番の違い。キセルは短い一服であって、20分ではない。
灰は叩いて出さない。 灰皿にカンと打ち付けるのはかっこいいけれど、キセルを傷めます。短く振って出すか、モールと呼ばれるブラシで掃除する。モールは軸のヤニと水分の掃除にも使う。
キセルには竹の羅宇のものと、総金属のものがあります。初心者には前者がよくすすめられる。竹の中で煙が冷める時間があって、味がまろやか。最初の1本は1,000〜5,000円で足ります。

キセル本来のタバコ
キセルには専用のタバコがあります。刻みたばこ、髪の毛のような0.1mmほどの刻み。シャグの6〜10分の1の細さ。
今日の日本の銘柄はひとつ、小粋。10g 600円、添加物も香料もなく、日本の葉で組んである。松川、だるま、水府、いずみ、指宿。
値段に注目してください。1g 60円。うちの表のどのシャグより高い。そこで記録を持っていたのは大江戸刻みの55円でした。
※ 小粋の松川刻と達磨刻のラインは生産終了で、2022年7月から在庫限りで売られていました。残っているのは普通の版だけ。このジャンルでは定期的に起きることです。
キセルでシャグ:うまくいく
本来の刻みが唯一の選択肢ではなくて、キセルでまさにシャグを吸う人は多い。玉に丸めるのは同じで、細い刻みのほうが粗いものより素直なだけ。
個人的な経験から面白い話をひとつ。たばこ店でキセル用にすすめられたのはAmsterdamerでした。日本で一番安いシャグ、30g 550円。
このアドバイス、見た目より筋が通っていました。Amsterdamerの3つのバージニア、Bright Virginia、Original Virginia、Dark Virginiaは「刻み」として登録されていて、それはキセル用のタバコが属するまさにそのクラス、そこからあの値段が来ています。つまり店の人がすすめたのは「安いシャグ」ではなく、そのカテゴリーからしてキセル向けのタバコ。Amsterdamerの定番ライン、普通のOriginalと着香のIceはこのクラスではなく、25g 700円、普通の1g 28円。名前は似ていて、値段とクラスは違う。
ついでにこれで、紙巻きにしたらまったく好きになれなかった理由も説明がつきます。そこに呼ばれてはいなかったので。

ファインパイプ:シャグのために作られたパイプ
同じ課題を別の形で解く、独立した道具。ファインパイプ、手巻き用タバコ専用のパイプ。
キセルとの違いは火皿。直径12〜14mm、キセルの小さな火皿と比べて。タバコは同じように1cmほどの玉に丸めますが、1回の詰めで5〜10服、紙巻き1本くらいもつ。
値段は1,900円くらい。ペーパーもフィルターも要らなくなるので、消耗品で節約になる。
販売店自身が出している注意。広い火皿は焦げやすい。きつく詰めず、ゆっくり吸う。そうしないと、あのきつさが出る。
うちはファインパイプを使っていないので、これはスペックとレビューからの説明で、経験からではありません。
何を選ぶ?
| 選択肢 | シャグの振る舞い | 入口の値段 |
|---|---|---|
| 普通のパイプ | 焦げる、火皿が熱くなる、味がきつい | — |
| キセル | よく働く、1回の詰めで3服 | 1,000〜5,000円 |
| ファインパイプ | 働く、1回の詰めで5〜10服 | 約1,900円 |
まとめ
- 普通のパイプにシャグは向かない。 刻みが細すぎて、焦げて、味を焼く。
- キセルは働く。 1cmほどの玉、離れて点火、ゆっくり吸う、1回の詰めで3服。
- 本来の刻み、小粋は10g 600円で、どのシャグより高い。
- キセルでシャグは普通に吸われていて、それ用にすすめられたのはAmsterdamer。「刻み」のクラスに属している。
- ファインパイプは妥協案。火皿が広く、1回の詰めが時間にして紙巻き1本ぶん。
よくある質問
普通のパイプでシャグを吸える?
技術的には吸えますが、うまくいきません。シャグはパイプ用のタバコより細く刻んであるので、速く燃えて、火皿が強く熱くなり、味がきつくなる。そのために別のパイプ、ファインパイプがあります。
シャグはキセルに合う?
合います。そうやって吸う人は多い。タバコを1cmほどの玉に丸めて、火皿にゆるく入れる。一番向くのは細い刻みの銘柄。
刻みたばことは?
キセル用のタバコで、髪の毛のような0.1mmほどの刻み。日本の銘柄は唯一、小粋。10g 600円、添加物も香料もなし。
キセルの吸い方は?
タバコを玉に丸めて、火皿にきつくならないように入れ、離れたところから火をつけて、熱いスープをすするようにゆっくり吸う。1回の詰めで3服くらい。
キセルはいくら?
最初は1,000〜5,000円で十分。初心者には竹の羅宇のキセルがよくすすめられます。煙が冷める時間があって、味がまろやか。